今が楽しければ、一生楽しい。

英語なコト、教育なコト、綺麗なコト、楽しいコト

アメリカでチーム創って、解体して、またチーム創ろうとしていて思ったこと

久しぶりのエントリーです。食べ物ブログだけじゃなくて、こちらもたまーに更新します。

f:id:dcom10:20160720184921j:plain 

2014年8月にLAでオフィスを立ち上げました。上記のこの写真はポートランドです笑

 

blog.otakumode.com

人生で初めての、オフィス立ち上げを経験しました。なんだろう。色々とあったんですがとても濃い2年間でした。ありきたりな表現ですが、コレに尽きます。 

 

blog.otakumode.com

学んだコト、一番楽しかったこと、一番大変だったことは、「人」です。

 

日本とも時差があるし、LAでは新しい人と出会うし。大変だったこともあったけど、総じて自分にプラスになった。この場を借りて本当にいろんな方に感謝をしたいです。

 

今回改めて思ったことが有り、エントリーを書きました。

 

2年を通して、計14人、派遣を含めると、25人くらいの人と一緒に社内で働きました。もちろん採用の最終決定は自分。日本の人事と相談して。最終決定は自分。面接も自分。書類選考も自分。感覚派なので、応募者とは全て面接しました。

採用なんてやったこともなかったし、一時期はまじで悩みました。いろんな人に相談して。だんだん自分でコツも掴みました。

 

最終的に4人のメンバーがレギュラーで勤務してくれていました。

最高に安定しているメンバーで。これからもっと攻めるぜ!って思ってた2016年2月19日に「僕と一緒にオレゴンに行かないかい!?」というタイトルのメールを受けました。最初は拒否りました。CFOからの相談でしたが。うへ。ってなりました。色々と試算して。どう考えても引っ越したほうが良いのです。会社にプラスになるのであれば、それは拒否する理由はないし。

 

ただ、メンバーを異動に誘う仕事。異動においてメンバーを切る仕事はしたことがなかったのでそれが一番心配の種でした。結果、2名ポートランドに一緒に来てくれて。2名は退職となりました。

自分で一緒に働くと決めたメンバーにサヨナラを告げるのはかなり辛いです。多分あまり一般的に経験できるようなことではないとおもいます。

みんなちゃんと理解もしてくれて、CEOもCFOも一緒に説明にわざわざ来てくれて、手厚すぎるサポートをいただきました。

最初は本当に悩みましたが、話をして8月の終わりの退職が決まった瞬間、なんだかものすごく仲良くなれました。

なんだろう。いまでは、雇い主と雇われ側。自分がお金を出しているのではないので、雇ったとは言いたくないのだけど、管理する側と管理される側。その関係がなくなると、単純に信頼できる人としてめちゃめちゃ良い関係になれるんですね。

 

コチラとしては、友達になれるというか。ようやく色々と話しができるし。管理上、普段は現場には話せないこともあるし。自分ももっと素になれます。

そして何より、ホッとするんですよね。矛盾してるかもしれませんが、もう同僚じゃなくて友達でいいんだ。というか。もっと楽しくしていいんだ。って感じで。

 

人を採用して、会社で働いてもらうって、すごく責任を伴うことなんですね。と、当たり前のことを再確認しました。多分これが肩の荷が降りたってやつだ。って思いました笑

 

ほんとにたくさんの経験をさせていただきました。改めてになりますが、こんなにガキンチョな自分と引き続きお付き合い頂いているLAの皆様には、本当に感謝しております。僕は一度縁があればそれは大事にしたいです。群れるのは苦手ですが、縁は切らずに引き続きたくさんの人にお世話になりたいと思います。

 

さて、肝心のポートランドの新オフィスですが、こちらも久しぶりに採用活動をしております。最初に色々とありましたが、再び良い縁がありそうです。

 

「また人を背負うのか」と、思ったこともありました。

7月にセットアップして。LAの2名と入れ替わって。8月にLAをクローズしました。クローズはセットアップより壮絶でした。賃貸契約の期間は迫ってくるし。新しいメンバーなので、クロージング中もLAからポートランドの管理もしないとだし。その瞬間はやっぱり、少し不安にはなりますね。

 

けど、ポートランドに先日完全に移住してきて、完全にポジティブになりました。根がポジティブなので。マイナスにはいかないのです。笑

いまでは、「入ってきた人をどう自分の会社で子働くことによって、幸せになってもらえるか」ということで採用活動を行うようにしています。

なので、毎回人と会うことが楽しいです。やっぱり自分の中で芯があれば大体のことはがんばれるのと、それをなくして会社の経営は務まらないなとおもいました。

 

さて、ようやくスタートラインというところで、これからは経営ということをさらに意識しないといけません。信じることで、自分を突き進めることができるし、自信にもなります。

 

「経営」ということは、僕の中では今のところ「プレイヤーでない」という定義はありません。大体はプレイヤーでなくなることが多いですが、結局のところ芯をもって働けるかであって、それが(変化したとしても)強く貫けて思い続けられるのであれば、周りは自然とそうなっていくのだと思っております。自分の信じるところに徹することです。

 

そろそろ自分の徹するところをもう少し固めたいとおもいます。個人レベルではなんとなく分かってきたので、次は会社レベルで。